タバコ・アルコールは薄毛にマイナス?
タバコとアルコールは薄毛にとって大きなマイナスになります。
それぞれの薄毛との関係性を見ていきましょう。
タバコと薄毛の関係
毛細血管を収縮させる
タバコに含まれるニコチンには毛細血管を収縮させる作用があります。
収縮されれば、当然、血行も悪くなります。
必要な栄養が頭皮に行き届かない
髪の毛に必要な栄養素を届けているのは血液ですから、タバコを吸うと髪の毛が必要な栄養素を受け取れなくなってしまうんですね。
そうすると、細くて弱々しい髪の毛しか生えてこなくなり、そのような髪の毛はすぐに抜け落ちてしまいます。
ビタミンCを大量消費
タバコが髪の毛に良くない理由はそれだけではありません。
喫煙すると体内のビタミンCが大量に消費されるということもあります。
頭皮を硬くしていしまう
体内に蓄えられているビタミンCは約1500mgなのですが、タバコ1本吸うごとにこれが25mg消費されます。
ビタミンCは皮膚を構成するコラーゲンなどを生成するのに必要な成分。
不足すると、頭皮が硬くなって弱々しい髪の毛しか生えてこなくなってしまいます。
アルコールと薄毛の関係
適度であればよい
アルコールはタバコとは違って、適度な量であれば健康に悪いどころか健康に良いと言われていますよね。
それは、髪の毛に対しても同じ。
頭皮の血行を促進させる
適度な量であれば、アルコールには頭皮の血行を促進させる作用があります。
しかし、飲みすぎるとやはり薄毛にとって大きなマイナスになってしまいます。
髪の毛のたんぱく質はシステインやメチオニンというアミノ酸によって構成されています。
アルコールが体内に入ってくると肝臓がそれを分解するのですが、
毎日の飲酒は、髪の毛の形成力を弱める
その際にエネルギーとして使われるのが、このシステインやメチオニンといったアミノ酸なのです。
ですから、日常的に大量に飲酒をしていると、髪の毛の形成力はどんどん弱まっていってしまいます。
薄毛が気になり始めたら、お酒の量はほどほどにするようにしてください。