男性の抜け毛の特徴
AGAは進行型
男性の抜け毛としてもっとも多いのはAGA(男性型脱毛症)と呼ばれるもの。
そしてこのAGAの特徴としてまず第一に挙げられるのは進行型であるということです。
ですから、なにも対策をとらずに放置しておくと、症状はどんどん悪化していってしまいます。
男性の場合、局所的に抜けていく
また、女性の抜け毛のように全体的の髪の毛のボリュームが少なくなっていくのではなく、
額の生え際や頭頂部などから局所的に毛が抜け始めていきます。
最終的には側頭部以外のすべての毛がなくなる
その抜け毛の進行パターンには大きく分けて下記の3つのタイプがあるのですが、
それらのパターンが複合的に発生する場合もあります。
そしてどのようなパターンを辿るにせよ、最終的には側東部以外の髪の毛はすべて抜け落ちてしまいます。
この抜け毛の進行パターンはハミルトン・ノーウッドという人物によって発見されたもので、
その分類法をハミルトン・ノーウッドの分類と呼ばれています。
A型脱毛
額の生え際から髪の毛が後退していくタイプ。
日本人を含めた東洋人にもっとも多く見られます。
M型脱毛
こめかみから頭頂部に向かって抜け毛が進行していくタイプ。
白人に多いのがこのタイプです。
A字型と似ていますが、前髪の中央部分が残るのが特徴です。
O型脱毛
頭頂部から抜け毛が進行していくタイプ。
つむじあたりから徐々に薄くなり、円形に広がっていきます。
それぞれのタイプへのフィナステリドの効果
AGAには一般的に有効とされているのはフィナステリドという医薬品の育毛剤。
これにはAGAの原因となる男性ホルモンのジヒドロテストステロンの生成を抑制する働きがあります。
フェステリドはA型タイプに効き目がある
しかし、これはその進行パターンによって効果に違いがあり、M型とO型には効きにくい傾向にあるようです。
ジヒドロテストステロンを生成しているのは5αリダクターゼという活性酵素なのですが、
抜け毛の進行パターンによって、この活性酵素のタイプも異なるのではないかと言われています。