抜け毛の種類
抜け毛は誰にでも起こる自然現象。
ですが、その種類には、気にする必要のない自然脱毛と、注意が必要な異常脱毛の2つがあります。
自然脱毛
これはその名のとおり、髪の毛が自然に抜けていくことです。
髪にはヘアサイクルがある
髪の毛には、ヘアサイクルという周期があり、発生期、成長期、退行期、休止期の4つの期間があります。
このサイクルを繰り返すことによって髪の毛は新しいものに生え変わっていくので、
古い髪の毛は抜けていかなければなりません。
特に、春や秋は抜け毛の量が増える
ですから、抜け毛の本数が1日100本程度でしたら、まったく気にする必要はありません。
春や秋などの時期はこの本数が2~300本くらいになることもあります。
異常脱毛
ヘアサイクルがなんらのの要因によって乱れ、まだ髪の抜ける時期でないのに大量に抜けてしまうこと。
このような場合、抜けたところから新しい髪の毛が生えてくるまでにも相当な時間がかかってしまいます。
これが続いてしまうと、髪の毛は薄くなっていく一方ですので、なんらかの対策が必要になります。
抜け毛の毛根の種類
毛根の状態をチェック
自分の抜け毛が自然脱毛か異常脱毛であるかは、その毛根の状態をチェックすることである程度はわかります。
下記のそれぞれの特徴だけではっきりと断定することはできないのですが、ある程度の目安にはなります。
心配な人は定期的にチェックしてみてください。
自然脱毛の毛根の特徴
自然脱毛で抜けた髪の毛は、その毛根部分がマッチ棒のようにぷっくりと膨らんでいます。
そして毛根以外の部分は太さが均一になっています。
異常脱毛の毛根の特徴
対して、異常脱毛で抜けた髪の毛は、毛根部分が膨らんでいなかったり、白い付着物があったりします。
ただ、白い付着物に関しては、自然脱毛の髪の毛にもあることはあります。
また他に、髪の毛の太さが均一ではなく、先細りになっていたりすることがあります。