薄毛対策情報局

発毛剤と育毛剤の違いは厚生省の認可が関係しています

発毛剤には副作用のリスクもあるので、発毛剤を利用する場合クリニックで処方してもらう方がおすすめです

発毛剤と育毛剤の違い

発毛剤と育毛剤の違い

発毛剤と育毛剤は混同されがちですが、この2つの違いをご存知でしょうか?
厳密にはこの2つの定義は次のようになっています。

育毛剤

髪を育てるためのもの。

発毛剤

新しい髪の毛を生やすためのもの。

実質的にはほぼ変わらない

この定義でいくと、育毛剤には新しい髪の毛を生やす効果は期待できないの?と感じてしまいますよね。
けれども、実際にはまったくそんなことはなく、その商品が育毛剤と呼ばれるか、発毛剤と呼ばれるかは、
その効果よりも厚生労働省の認可のほうが関係しています。

認可には10年もの歳月が・・・

たとえ発毛の効果のあるものでも、厚生労働省の認可なしにそれを発毛剤として販売することはできないんです。
そのうえ、その審査には大変な時間がかかり、なんと10年近くもかかってしまうとか。

そのような理由でほとんどのメーカーは自社の製品を発毛剤としてではなく、育毛剤として販売しています。
ですから、発毛剤か育毛剤かということだけではその商品の効果はわからないのです。

日本で販売されている発毛剤

現在、日本で発毛剤として販売されているのは「プロペシア」と「リアップ」の2つだけです。
どちらも発毛の効果はかなり期待できるのですが、副作用のリスクもあるというこを知っておかなくてはなりません。

プロペシアとリアップの2種類

特に注意が必要なのはプロペシアです。
フィナステリドという成分が配合されていて、男性のAGAに対して効果を発揮します。
しかし、この成分は女性にとっては非常に危険で、触れただけでも肌から吸収されて体に悪影響を及ぼすことも。

妊婦のプロペシアの使用は禁止

特に妊娠中はお腹の男の子の生殖器に異常をきたしてしまう危険性があります。
また、男性が使用したときも、少ない割合とはいえ、勃起不全などの副作用が見られることもあるようです。

クリニックで処方してもらう方が安全

プロペシアは海外からの個人輸入で入手することもできるのですが、このような副作用の心配もありますので、
クリニックなどで医師の診断に従って処方してもらうことをオススメします。

抜け毛について知るの関連記事一覧

薄毛と育毛剤の常識

抜け毛について知る

脱毛症の5つの種類